災害時に自分で考えて行動する力をつけようと、宮城県大衡村の小学校で防災学習が行われ、段ボールベッドの組み立てなどを体験しました。

 大衡小学校の5年生約70人が参加した防災教室では、児童たちが大衡村のハザードマップを見て大雨の時に学校周辺がどのくらい浸水するかを確認し、防災や消防に関するクイズに挑戦したほか、段ボールベッドを実際に組み立てて寝心地や強度を確認しました。

 児童「最近大きな被害があった場所もあって、(被災地では)こんなことをしているんだというのを学びました」「災害が起きた時に防災教室で学んだ事を思い出して行動できたらいいなと思いました」

 村では、今後も体験型の防災学習を通じて子どもだけではなく家族や地域の人にも災害に対する備えを広めていきたいとしています。