国際クルーズ船が2024年初めて仙台港に寄港しました。2024年度、仙台港には過去最多6隻の国際クルーズ船が寄港する予定です。

 仙台港では午前10時ごろ、乗客約2000人を乗せた国際クルーズ船ノルウェージャン・ジュエルが入港しました。

 ノルウェージャン・ジュエルは10日に東京港を出発し、東北や北海道を経由しながら12日間かけてアラスカに向かいます。

 国際クルーズ船が仙台港に寄港するのは2024年初めてで、船から下りた乗客はバスに乗り込んで松島や秋保などへ向かいました。

 乗船客「東京はとてもきれいで素敵で人も優しくて見る者も沢山あった。仙台は美しい景色が楽しみ。小さくて静かで素敵な街を見てみたい」「仙台で寿司を食べたい。世界で一番素晴らしい寿司だろうと思うので、探してみます」

 宮城県によりますと2024年度、仙台港には6隻の国際クルーズ船の寄港が予定されていて、これまでで最も多くなる見込みです。

 県土木部港湾課安部研一港湾振興担当課長「日本へのインバウンドの需要の高まりとともに、国際クルーズ船は宮城県での交流人口の拡大や観光振興への力強い後押しに寄与することになる」