仙台市の秋保地区周辺で構想されている太陽光パネル製造工場の建設について、地元住民らでつくる団体が仙台市に慎重な対応するよう求める要望書を提出しました。
工場建設に反対する地元住民らの団体が、全国から集まった約1200人分の意見書とともに要望書を提出しました。
団体によりますと、沖縄県の開発企業CES合同会社が、太白区秋保長袋地区と青葉区上愛子地区の山林を切り開き太陽光パネル工場と太陽光発電所を建設する構想を立てています。
事業者は、3月に地権者を対象に説明会を開催しましたがその後事業者と連絡が取れなくなり、地元住民などから不信感や不安の声が上がっています。
要望書では市に対し、事業の手続きや許認可などに当たり慎重に対応するよう求めています。
秋保作並里山の未来を考える会佐藤大史共同代表「地域住民やその地域に来られる観光客の方、関係者全員が納得のいく形で進めていくというのが大事かなと思っております」
市は「詳細の確認ができていないため、関係各所と連携して情報収集に努めたい」と答えました。