漫才トリオ「かしまし娘」の次女として活躍した正司照枝さんが亡くなりました。91歳でした。

 所属事務所によりますと、正司さんは8日、急性心臓死のため大阪府内の自宅で亡くなりました。

 正司照枝さんは北海道出身で、姉の歌江さん、妹の花江さんとともに漫才トリオ「かしまし娘」を結成し、「うちら陽気なかしまし娘」と歌い出す音曲漫才で人気となりました。

 トリオとして1966年に上方漫才大賞を受賞、2018年には上方演芸の殿堂入りを果たしています。

 今年1月19日には姉の歌江さんが94歳で亡くなったばかりで、三女の花江さんは「亡くなった当日もいつもと変わらぬ様子で誰の手も煩わせることなく静かに逝きました。子どもの頃からずっと一緒に過ごした姉の死をまだ受け止めることができません。今もまだ隣にいるような気がします」とコメントしています。