2023年度、宮城県内の小中学校における1000人あたりの不登校の児童生徒数は46・7人と、4年ぶりに全国最多となりました。

 これは、文部科学省が毎年行っている調査で分かったものです。

 それによりますと、2023年度に県内の小中学校で30日以上欠席した不登校の児童生徒の数は、過去最多を記録した前の年度から1652人増え7840人となりました。

 これにより1000人あたりの数も10.4人増え46・7人と、4年ぶりに全国の都道府県で最も多くなりました。

 不登校の児童生徒が増えていることについて県教育委員会では「コロナ禍をきっかけに登校意欲の低下が続いているのではないか」と分析しています。

 県教育委員会の担当者「学校はもちろんですが、関係機関とも連携しながら対応していくことが大事と考えております」