仙台市の小学校で男子児童が同級生から暴行を受けたいじめ重大事態をめぐり、市議会議員が同級生からの謝罪などを求める要望書を市に提出しました。

 2021年、仙台市立の小学校に通う当時1年生の男子児童が、同級生8人から胸や背中を殴られたり蹴られたりして、不登校になりました。

 保護者らから相談を受けている市議会議員は13日、同級生やその保護者からの謝罪が十分でないなどとして郡仙台市長と教育長に対し適切な対応を求める要望書を提出しました。

 議員によりますと、同級生8人のうち3人は対面で謝罪しましたが、残りの5人は謝罪が不十分または連絡が無い状況だいうことです。

 仙台市教育委員会は、同級生や保護者の意向もくみながら今後の対応を進めたいとしています。

 仙台市教育委員会教育相談課佐々木宏課長「対象の児童(被害児童)の今後のことを含めてケアも含めてですね、しっかりと寄り添った対応はしていきたいと考えています」