ベトナム人グループによる空き屋を狙った広域窃盗事件で、宮城県警は一連の捜査を終えたと発表しました。被害総額は1300万円以上になるということです。
ヌ・バン・ダット容疑者らベトナム国籍の男5人は2023年2月以降、宮城県や埼玉県など7県で空き家を狙い金品を窃んだ疑いで、13日までに逮捕・送検されています。
宮城県警が公開した押収品には、ドライバーやガスバーナーがあり、窓ガラスを焼き破るなどして侵入していたことが伺えます。
警察によりますと、このグループは技能実習生として入国し滞在期間が過ぎた後もホテルなどに宿泊して車で各地を転々としながら125件の窃盗事件に関与し、被害総額は1300万円以上に上るということです。
警察の調べに対して容疑者らは「庭の手入れがされていない家や、車庫に車が無い家を狙った」と話しているということです。