少子化による生徒数の減少で3月末に閉校する、宮城県美里町の小牛田中学校で閉校式が行われました。
小牛田中学校は1965年に開校し当時の生徒数は992人でしたが、少子化により2024年度は194人にまで減少しました。 閉校式では生徒代表の岩渕恵太さん(3年)が別れの言葉を述べました。
岩渕恵太さん「高校生活の始まりと共に、母校の形が消えてしまいます。しかしその思いが消え忘れてしまうことは決してありません」
最後は校旗が町に返納され、小牛田中学校は60年の歴史に幕を下ろしました。
生徒「悲しいです。僕たちは最後の卒業生なので、それを胸に多くの事に挑戦し色々な経験を積んでいきたいと思います」
小牛田中学校は不動堂中学校、南郷中学校と統合し、4月からは新たに町唯一の中学校となる美里中学校が開校します。