宮城県では23日、新型コロナウイルスの感染者が新たに847人確認されました。水曜日としては9日の933人に次いで過去2番目、全ての曜日を通しても3番目の多さとなりました。

 また仙台市で4人の死亡が確認されました。うち1人は死亡後に感染が確認されました。

 感染が確認されたのは、仙台市で556人、石巻市32人、多賀城市28人、大崎市25人、富谷市20人、登米市各19人、名取市・大河原町各18人、角田市17人、東松島市・塩釜市各12人、白石市・柴田町・亘理町各11人、栗原市9人、岩沼市・七ヶ浜町各7人、蔵王町・大和町5人、美里町・丸森町・利府町・加美町各3人、村田町・大郷町・涌谷町・川崎町・大衡村各2人、松島町・山元町各1人です。

 年代別では、10歳未満139人、10代105人、20代139人、30代154人、40代125人、50代72人、60代44人、70代34人、80代26人、90代8人、100歳代1人です。

 クラスターは新たに4件発生しました。仙台市の高齢者施設で13人、障害福祉施設で8人、登米市の高齢者施設で14人、石巻市の障害福祉施設で11人の感染が確認されました。

 宮城県のまとめによりますと23日午後1時時点で療養者6,978人、内訳は入院242人、宿泊療養1,126人、自宅療養4,632人、入院・療養先の準備中・調整中693人、療養先調整中285人です。

 確保病床の使用率は、宮城県全体で41.3%(211/511床)、重症病床は16.4%(9/55床)、仙台医療圏に限ると50.9%(168/330床)、重症病床は20.0%(8/40床)です。

 宮城県が発表している21日現在のPCR検査等の実施状況は、18日2,179件(陽性830)、19日1,186件(陽性694)、20日1,056件(陽性308)、コールセンターへの相談件数は、18日625件、19日609件、20日568件となっています。