宮城県大崎市に住む80代の女性からキャッシュカードを盗んだとして、37歳の女が逮捕されました。女は特殊詐欺の「受け子」とみられ、警察が捜査しています。

 窃盗の疑いで逮捕されたのは、住居不定、無職の赤石あつみ容疑者(37)です。

 警察の調べによりますと、赤石容疑者は22日、仲間と共謀して市役所の職員などになりすまし、大崎市の80代の女性宅に「介護保険料の還付金を受け取るためにキャッシュカードの交換が必要だ」などとうその電話をかけました。

 その後、赤石容疑者が金融機関の職員を装って女性宅を訪問し、キャッシュカードが入った封筒を受け取り、別の封筒とすり替えてカード2枚を盗んだ疑いがもたれています。

 22日に仙台市内で警察官が職務質問したことろ、赤石容疑者が被害女性名義のキャッシュカードを持っていたため、緊急逮捕しました。

 赤石容疑者は容疑を認めているということです。