震度6弱を観測した宮城県角田市では、石の鳥居が割れて一部が参道に落下しました。
菅原道真をまつる角田市の天神社です。参道の入り口には御影石で作られた高さ3メートルを超える「一の鳥居」が建っていますが、「笠木」や「貫」と呼ばれる横木の部分が地震で割れ参道に落下しました。
天神社は、2年連続で地震の被害に見舞われました。
2021年2月、参道の中ほどにあった「ニの鳥居」は、震度5弱を記録した地震でひびが入ったため撤去されました。
「一の鳥居」も今回は耐え切れず、再建には約500万円がかかる見込みです。
東日本大震災の時は、地域住民などの寄付で2つの鳥居を再建しました。
今回については、まだ何も決まっていないということです。
天神社菊池重人宮司1「なんとか角田地域の守り神として、守護神としてこの神社を続けていくことで私自身も努力をしていきたい。そして次の世代につなげたいと思っているところでございます」