宮城県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、168.1円でした。先週より1円近く下がりましたが、依然として高値が続いています。

 資源エネルギー庁によりますと、県内のガソリン小売価格は平均でレギュラーが168.1円、ハイオクが178.9円でした。

 先週に比べレギュラーは0.9円、ハイオクは1円値下がりしたものの、高値が続いています。

 石油情報センターは、ウクライナ情勢に伴いロシア産原油の需要が落ち込んだことで、世界的に原油が高くなっているためと分析しています。

 なお、来週はIEA=国際エネルギー機関が発表した石油備蓄の協調放出や、新型コロナ再拡大による中国経済の落ち込みなどから原油の値下がりが見られるため、ガソリン価格も下がる見通しです。