仙台市は28日、市内で確認された新型コロナウイルス患者から、オミクロン株のBA.1系統とBA.2系統の新たな組み換え体が確認されたと発表しました。この組み換え体が確認されたのは国内で初めてです。
新たな組み換え体は、3月下旬に発症した仙台市内の患者から確認され、国立感染症研究所に確認を依頼したところ、XE系統とは異なるBA.1系統とBA.2系統の組み換え体であると報告を受けたということです。
オミクロン株の新系統が確認された患者の症状は重篤ではなく、すでに療養解除となっています。
仙台市によりますと、新系統の病原性や感染性は、現時点では不明としています。