宮城県で1日、新たに289人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。日曜の感染者が200人台になるのは1月23日以来です。
また、仙台市の障害福祉施設でクラスターが発生しました。
感染が確認されたのは、仙台市168人、大崎市35人、多賀城市10人、石巻市・富谷市各9人、美里町8人、山元町7人、亘理町6人、名取市・大和町各5人、岩沼市4人、東松島市・塩釜市・柴田町・利府町各3人、七ヶ浜町・大河原町各2人、登米市・松島町・女川町・加美町・色麻町・大衡村各1人と、県外1人です。
年代別では、10歳未満76人、10代40人、20代31人、30代50人、40代47人、50代21人、60代10人、70代3人、80代8人、90代3人です。
また、仙台市の障害福祉施設でクラスターが発生しました。これまでに23人の感染が確認されています。換気や消毒、職員のマスク着用は徹底されていたということで、感染が拡大した理由は調査中です。
宮城県の日曜日の感染者は、4月3日558人、10日573人、17日415人、24日518人と高い水準で推移してきましたが、5月1日は289人と前週より200人以上少なくなりました。日曜日の感染者が200人台になるのは今年1月23日以来です。
宮城県のまとめによりますと、1日午後1時時点で療養者は5569人で、内訳は入院145人、宿泊療養966人、自宅療養4066人、入院・療養先の準備中・調整中392人です。
確保病床の使用率は、宮城県全体で16.6%(87/523床)、重症病床は3.6%(2/55床)、仙台医療圏に限ると18.4%(63/342床)、重症病床は2.5%(1/40床)です。
宮城県が発表している30日現在のPCR検査等の実施状況は、27日2040件(陽性429)、28日1152件(陽性463)、29日572件(陽性264)、30日482件(陽性27)、コールセンターへの相談件数は、27日491件、28日450件、29日409件、30日416件となっています。