宮城県の大規模接種センターでは3日から8日までの限定でファイザー製の3回目ワクチン接種が始まりました。

 JR仙台駅東口の大規模接種センターではこれまでモデルナ製のワクチンを使用していましたが、3日からファイザー製に切り替えました。5月8日までの限定で1日2000人の接種が可能です。

 ワクチンによる副反応は人によってさまざまですが、比較的軽いとされるファイザー製に切り替えることで連休を利用した接種需要に応える狙いがあります。

 会場には副反応が出ても休みやすい連休を利用して接種を受ける人や、3回目ではモデルナ製が接種できない12歳から17歳の若い人の姿もみられました。

 50代会社員「2回ともファイザーだったので、同じファイザーで良いかなという理由ですね」

15歳学生「いやあ、副反応が怖いですね、副反応がやっぱり。部活も連休中もあるのでちょっと心配ですね。できれば今日中に(副反応が)出て明日ぐらいには治ってほしい」

 接種は完全予約制で3日と4日は埋まっていますが、5日以降に空きがあるとということです。

 県全体の3回目のワクチン接種率はきのう時点で53・5%で全国平均の53・0%を若干上回っています。