宮城県で19日、新たに4567人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。過去最多の感染者数です。また、患者2人の死亡が確認されました。
市町村別では仙台市2287人、石巻市283人、大崎市272人、名取市185人、多賀城市133人、塩釜市123人、登米市108人、東松島市105人、岩沼市97人、富谷市94人、栗原市86人、柴田町75人、亘理町71人、大河原町64人、大和町63人、利府町61人、気仙沼市60人、白石市57人、蔵王町44人、美里町35人、角田市33人、松島町32人、加美町32人、山元町27人、七ヶ浜町25人、涌谷町22人、南三陸町18人、村田町16人、大衡村16人、丸森町14人、大郷町13人、色麻町6人、女川町5人、川崎町5人です。
感染者のうち257人は、検査せずに医師の判断で陽性とされた、みなし陽性です。
年代別では、10歳未満533人、10代556人、20代824人、30代794人、40代736人、50代467人、60代302人、70代200人、80代112人、90代39人、100歳代4人です。
宮城県の金曜日の感染者は、7月15日851人、22日2508人、29日3711人、8月5日3092人、12日2044人と推移していて、19日は4567人と前週の約2.2倍となりました。4567人は8月10日の4199人を上回り、過去最多の感染者数です。
また、入院中の70代男性と療養中の100歳代女性が亡くなりました。宮城県内の死者は累計で263人となりました。
クラスターは新たに3件発生しました。各施設でこれまでに確認された感染者は、栗原市の高齢者施設で16人、大崎市の医療機関で7人、岩沼市の医療機関で22人です。
宮城県のまとめによりますと、19日午後1時時点で療養者2万8703人、内訳は入院387人で過去最多、宿泊療養1400人、自宅療養1万8829人、入院・療養先の準備中・調整中が8087人です。
確保病床の使用率は、宮城県全体で53.1%(304/572床)、重症病床23.6%(13/55床)、仙台医療圏に限ると59.1%(231/391床)、重症病床は27.5%(11/40床)となっています。
宮城県が発表している18日現在のPCR検査等の実施状況は、14日1962件(陽性1625)、15日4397件(陽性2905)、16日5394件(陽性3712)、17日5256件(陽性3622)、コールセンターへの相談件数は、14日854件、15日935件、16日1049件、17日1143件、18日1101件となっています。