仙台市中心部の青葉通を、周辺のオフィスで働く人たちなどにとって快適な場所にしようという社会実験が始まりました。

 青葉通の歩道に設けられたテーブルやイスは、周辺のオフィスで働く人などがパソコンを開いて仕事をしたり休憩をしたりすることができます。

 この社会実験は、青葉通沿いにオフィスを構える企業や仙台商工会議所など45団体でつくる協議会が、青葉通を快適な場所にしようと行います。

 前田さつき記者リポート「私は東二番丁交差点地下通路を歩いているのですが、奥に進んでいきますと、こんな地下におしゃれなオフィス空間が広がっているんです」

 こちらの地下通路では、老朽化のため噴水が撤去された場所にWi−Fiが完備され、簡易なオフィスとして利用することができます。

 訪れた人「きれいだしね、なんか心が落ち着くっていうかね、とってもいいと思いますよ」

 また、キッチンカーで購入した食べ物などをベンチに座ってゆったりと食べることができる広場も用意されました。

 青葉通まちづくり協議会事務局千葉拓さん「いろいろ環境とか変えて、仕事の能率が上がるんじゃないかとか、もっと仕事の帰りに息抜きができる場所がないのかとか、あらゆる視点で魅力をあげるような取り組みをしております」

 協議会では、利用者にアンケートを行うなどして、効果などを検証することにしています。この社会実験は、6日と7日の2日間行われます。