サメの水揚げ日本一を誇る気仙沼市で、高級食材フカヒレの天日干し作業が行われています。
水産加工会社・中華高橋水産では、気仙沼港に水揚げされたサメの尾びれ2万枚を網の上に並べ日に干す作業が行われています。
天日干しには空気が乾燥するこれからの時期が最適で、寒風にさらし、大きいものでおよそ80日かけて熟成させます。
1枚1キロほどの尾びれは水分が抜けて4分の1の重さになり、凝縮されたうま味と独特の食感が生まれます。
新型コロナの影響でフカヒレの需要は減っていましたが、最近はコロナ禍前のおよそ9割まで回復しているということです。
天日干し作業は4月下旬まで続きます。