トルコで発生した大地震で被災した人たちを支援しようと、宮城県東松島市の2つの中学校の生徒たちが募金を行い、寄せられたお金を市に届けました。

 27日に東松島市役所を訪れたのは、矢本第一中学校と矢本第二中学校の生徒たちで、募金活動をして集めた約43万円を渥美巌市長に手渡しました。

 2つの中学校の生徒たちは、東日本大震災でトルコから受けた支援に応えようと、市内のスーパーマーケットやJRの駅前などでそれぞれ3日間にわたり募金を行いました。

 矢本第一中学校雫石明歩生徒会長「今ニュースで氷点下で寒いというのを聞いたので、暖かい毛布とかスープとか衣料品とかに使われてもらいたいです」

 矢本第二中学校阿部広睦生徒会長「同じ震災を体験した身として、(トルコの人に)私たちの募金で少しでも安心させられるような活動にできたらいいなと思いました」

 東松島市では、預かったお金を日本赤十字社を通じて被災地に送ることにしています。

 khb東日本放送でもトルコ大地震の被災者支援のため、khbぐりり募金を開設し、仙台市太白区あすと長町の本社に募金箱を設置しています。