2023年も値上げの春になりそうです。物価上昇が続く中、4月1日から約5100品目の食品の値上げが見込まれています。

 帝国データバンクによりますと、4月の食品値上げは5106品目に上り、2022年以降で3番目の多さとなっています。

 飼料価格の高騰などで生乳の取引価格が上昇し、ヨーグルトやチーズなどが一斉値上げとなります。

 森永乳業は4月1日の出荷分から対象商品の希望小売価格で3.6%から28.9%の引き上げ。明治も対象商品の希望小売価格で2.3%から13%引き上げます。

 卵の価格が急騰しているなどとして、キユーピーはマヨネーズやタルタルソースなどを参考小売価格で約3%から21%引き上げます。

 買い物客「子どもがいるので良く買って毎日食べたり飲んだりしてるので、食品の値上げは厳しいので、これ以上は上げてほしくないんですけど」「値上げしないでって言っても値上げになるから、なるべく既製品買わないでいろいろ自分で工夫して作るようにはしてます」

 帝国データバンクは、断続的な価格改定の動きは10月ごろまで長引く可能性があるとしています。