自分が住んでいる自治体に今後も住み続けたいかを住民に尋ねた調査で、宮城県富谷市が3年連続で東北1位に選ばれました。

 調査は、賃貸住宅建設大手の大東建託が東北に住む20歳以上を対象にインターネットで行い、発表は3回目です。

 調査によりますと、住民からの評価が最も高かったのは3年連続で宮城県富谷市で、次いで山形県東根市、3位が山形県遊佐町でした。

 宮城県からは6位に利府町、9位に仙台市泉区、10位に仙台市太白区が選ばれました。

 富谷市が支持される理由として、大きな商業施設があって生活の利便性が高いことや、新興住宅地特有の人間関係の負担が無いことなどが評価されたということです。

 大東建託賃貸未来研究所宗健所長「皆さん新しい住民で新しく住み始めた方々同士ですので、あまり親密に深く付き合うことが無くて、比較的適度な距離感のある人間関係みたいなところで街の住み心地がいいというのが大きな背景としてあります。富谷市の高い評価はしばらく続くと考えています」