人工知能=生成AIについて、宮城県教育委員会は県立高校の授業で生徒による利用を解禁しました。

 学校での生成AIの利用をめぐっては、文部科学省が2023年7月に英会話学習の相手など限定的な利用から始めることが適切としたガイドラインを示しています、

 ガイドラインを元に、県教育委員会は12月下旬に県立学校での利用指針を通知し、授業での生徒自身による利用を解禁しました。

 指針には、情報が正しいのかどうかの確認など最終的に生徒自身の判断や考え方が必要だと十分指導することなど14点を盛り込みました。

 教育企画室杭全浩明総括室長補佐「生成AIについても成り立ちや仕組み、どのように活用していくことがいいのか知識をつけていただくことは、非常に重要ではないか」

 生成AIをめぐっては、生徒がAIの回答を鵜呑みにするなど懸念も指摘されていて、県教育委員会では現場の実態などを踏まえ指針は随時見直すということです。