仙台市交通局に勤務する地下鉄の運転士が、同僚と酒を飲んだ後に車を運転して事故を起こし届け出なかった疑いがあることが分かりました。

 仙台市交通局によりますと、20代の地下鉄男性運転士は5月22日午前1時半ごろ、仙台市泉区野村の市道で酒を飲んだ状態で車を運転しガードレールに衝突した上、現場から立ち去ったということです。

 事故の前日、男性運転士は休日で同僚9人と仙台駅前の飲食店でビールやハイボールなどを10杯程度飲んだということです。

 男性運転士は、仙台駅から泉中央駅まで地下鉄で移動した後に駐車していた車を運転して帰宅しようとしていたということです。

 仙台市の聞き取りに対し男性運転士は「うとうとしていてぶつかった。頭が真っ白になり逃げてしまった」と話しているということです。

 警察は、酒気帯び運転などの疑いがあるとみて、男性運転士から事情を聞いています。