仙台市議会の会派、仙台維新に所属する東城広巳議員が東京都知事選挙をめぐって不適切な投稿をしたとして別の市議が抗議の要望書を提出しました。

 要望書を出したのは、仙台市議会の伊藤優太議員です。議長と東城広巳議員が所属する会派、仙台維新宛てに発言を放置すると市議会の信頼を揺るがしかねないと要望書を出しました。

 東城議員は自身のSNS、Xで都知事選の候補者石丸伸二氏の支持者を「ヒトラー等のサイコパスに心酔する傾向は危険」などと表現し投稿しました。

 蓮舫氏の支持者とみられる動画を引用して「左翼が負ける原因は、正にこれ!オウム真理教と同じ種族」などと書き込みました。

 東城議員は2023年7月の仙台市議会選挙の太白区選挙区で初当選し、仙台維新の政調会長を務めています。

 khbの取材に対し、東城議員は投稿について「SNSの閲覧数を上げるためだった」と説明し、要望書が提出されたことは「注目を浴びるので感謝している」と述べました。

 一方、仙台維新の会派代表の関戸努議員は「投稿に不適切な内容はある。会派としての対応を早急に検討したい」と話しています。