仙台市青葉区の百貨店で、おせちの予約が始まりました。トレンドは少人数と、幅広い世代に向けた和洋中です。
坪谷歩香記者「2024年も残すところあと3カ月を切りました。こちらでは正月を彩るおせちのサンプルがずらっと並んでいます」
「前年出足が遅くなった時に人気の物がほぼなくなっていたので、早めにと思いました」
青葉区の藤崎では、15日からおせちの予約がスタート、274種類を取りそろえました。
新型コロナの5類移行後初めて迎える正月に向け、前年のおせち商戦では大人数で楽しめるおせちを用意しましたが。
藤崎小野寺拓朗さん「5人前から6人前のおせちをご用意したんですが、結果としては2人前から3人前のおせちを数種類買うという傾向が見られたため、ちょっとずつ食べていただくという意味合いも込めて、2人前から3人前のおせちを増やしております」
少人数用のおせちを増やし、老若男女に向けて様々なバリエーションが楽しめる和洋中の品ぞろえを強化しました。能登半島地震を受け、カニやブリなど北陸の食材を使ったおせちの販売も新たに始めました。
坪谷歩香記者「新しく販売されるのがペット用のおせちです」
藤崎では、これまで要望の多かった犬用のペットおせちも用意しました。
一方、気になる価格は食材や包材費用の値上がりや物流コストの上昇で、平均価格は約2万3000円と去年より1000円ほど高くなっています。
「うちは予算を大体決めて探しているんで、その中でおいしそうだなっていう品のを色々検討して物色しておりました」
おせちの予約受け付けは店頭が12月20日まで、インターネットは19日までファックスは13日までとなっています。