新型コロナによる入国制限が３月に緩和されたことを受け、仙台市青葉区にある日本語学校には約１年４カ月ぶりに海外からの新入生が入学し、１９日に入学式が行われました。

　青葉区にある日本語学校、未来の杜学園です。新型コロナの影響で、学生の来日は２０２０年１２月を最後に途絶えていましたが、留学生などの入国制限が３月に緩和されたことを受け、約１年４カ月ぶりに海外からの学生８２人を受け入れることができました。

　入学式は午前と午後に分けて行われ、午前の式には、ベトナムやスリランカ、インドなどからの新入生が出席しました。

　式では、新入生の代表らが「自分の夢や目標のため最善を尽くす」などと日本語や英語で決意を述べました。

　結城徹校長は「夢の実現のため、目標を決めて日本語の勉強をしてほしい。たくさん友達を作ってください」とエールを送りました。

　ベトナムの新入生「本当に長い時間待っていたからうれしかったです。よかったです。もちろん大学に入りたいですから勉強を頑張ります」

　未来の杜学園結城徹校長「ようやく海外から、いろんな国からいらっしゃって、本当に待ちに待って日本にいらっしゃって私たちも大変うれしく思っています。徹底して日本語、それから日本文化を勉強していってほしい」

　新入生はこれから２年間、日本語の習得に励みます。

　ゴールデンウイーク明けには、モンゴルや中国からの新入生も加わる予定だということです。