宮城県栗原市のため池に男子児童が転落して死亡した事故を受け、市はため池の内側に人がつかまることができるネットの設置を決めました。
5日、栗原市のため池に小学1年生の男子児童が転落し死亡した事故を受け、市は210カ所のため池を緊急点検しました。
その結果、事故が起きたため池を含め14カ所で水漏れを防ぐための遮水シートが張られていて、ため池に転落した場合、滑ってはい上がることが難しいことが分かりました。 市は、安全対策としてため池の内側に人がつかまることができるネットを設置する方針で、事故が起きたため池では27日から工事が始まる予定です。
また、遮水シートが張られた他のため池にも同様のネットを設置する考えで、議会の承認を経て速やかに工事に着手したいとしています。