８日夜は、皆既月食と惑星食が一緒に起きる４４２年ぶりの貴重な天体ショーが見られます。

　ｋｈｂの屋上から映した現在の月の映像です。午後６時９分から一部が欠けて見える部分食が始まりました。

　月食は、太陽と地球と月が一直線に並び、月が地球の影に入ることで欠けたり暗くなったりして見える現象です。

　月全体が地球の影に完全に覆われる皆既月食は、午後７時１６分から午後８時４２分までの８６分間です。

　仙台で皆既月食が見られるのは、約１年半ぶりです。

　更に８日夜は、月によって天王星が隠される天王星食も同時に見られます。

　天王星は、皆既月食が終わった直後の午後８時４４分に月に隠れ始め、１４秒ほどで全体が隠れます。

　４７分後の午後９時３１分、部分食中の月が欠けた部分から再び姿を現します。

　日本で皆既月食と惑星食が一緒に見られるのは、１５８０年以来実に４４２年ぶりで、次に見られるのは３２２年後となります。