宮城県の塩釜神社では、新年を迎える準備が本格化しています。拝殿などに飾る大しめ縄づくりが最盛期を迎えています。

 塩釜神社では10月中旬から大しめ縄づくりが進められていて、13日は境内の作業所で白装束をまとった職員5人が作業を行いました。

 はじめに太さ1センチほどの26本の荒縄をより合わせて、2本の太い縄をつくります。それぞれに稲わらを巻き付けた後、2本の縄をねじり合わせて長さ8メートル、太さ20センチ、重さ60キロの大しめ縄を完成させました。

 1本当たり30分ほどの時間がかかるということです。

 塩釜神社鈴木重和権禰宜「熟練の技術を持った職員が腕を振るっておりますので、皆様には是非清々しくお参りにお越しいただきたいと考えております」

 塩釜神社では、15本の大しめ縄を含む大小約1000本のしめ縄をつくり、20日に拝殿や鳥居などに飾り付けて新年を迎える準備を整えます。