仙台市が、介護保険や国民健康保険に加入する資格が無い一部の外国人に、誤って資格を与え保険料を徴収するなどしていたことが分かりました。
仙台市によりますと、入院や治療を目的に来日した外国人は、介護保険に加入する資格が無いにもかかわらず、2015年度から誤って5人の外国人に資格を与え、このうち3人から保険料約18万4000円を徴収していました。
また、国民健康保険についても2017年度から同じ理由で資格がない外国人3人に誤って資格を与え、約4500円の保険料を徴収し約28万3000円を給付していました。
国民健康保険に関しては、他に約470人の外国人に誤って資格を与えている可能性もあり、調査中ということです。
市では、マニュアルの記載や書類の確認作業が不十分だったことなどが原因としています。