20日未明に火災が発生したJR仙台駅前の現場は、多くの飲食店などが密集する地域です。仙台市消防局では、4月と8月に北九州市の市場で起きた大規模な火災を受け、店舗が密集した商店街で防火指導を行いましたが、この地区は対象になっていませんでした。
坪谷歩香記者「火災のあった現場は、狭い路地に多くの飲食店が立ち並ぶ場所でした」
火災が起きたのは仙台駅近くの繁華街で、飲食店やオフィスが密集している場所です。
市民「飲み屋街とかあって、よく利用したり、夜もにぎわっていますんでね。人通りは多いですよね。こういう建物が密集しているところなんで、火事あったら危ないなとは思ってましたけども」「びっくりしましたね。すぐ目の前だから会社が。もし自分のいるビルでそんなことあったら、足が悪くて階段は降りれないから、エレベーター止まったらどうしようとかいろんなことやっぱり心配しましたね」
仙台市消防局では、4月と8月に北九州市の市場で起きた大規模火災を受け、飲食店などが密集し屋根が連なる仙台市の6つの商店街について、各店舗にチラシを配るなどして防火指導を行いましたが、今回火災のあった地域は規模の面などから対象になっていませんでした。
消防局では、今回の火災を受け、規模の小さな商店街についても何らかの対策を検討していきたいとしています。