東日本大震災から12年を迎えるのを前に、これまでの歩みを写真や映像で振り返る企画展がせんだいメディアテークで始まりました。
この企画展は、市民や専門家らが残した震災の記録を通してこれまでの道のりを振り返るとともに、未来について考えてもらおうと震災翌年から毎年開かれています。
3がつ11にちをわすれないためにセンター佐藤友理さん「時間が経過したことによって、今だから記録できるものが多く展示されているかなと思います」
震災から12年を前に、展示の内容も変わりつつあるといいます。
中崎佑香記者「こちらでは、当時小中高生だった若者の生の声を記録したインタビュー映像を見ることができます」
会場にはこの他、まちの変化を記録した1万枚以上の写真や、車から撮影された震災直後と現在の街並みの変化が分かる映像など、時間の経過を利用した展示が設けられています。
東京の大学生「手書きの文字とか音声とか映像とか、被災した人や展示を見た人が感じたことが残っているのは、やっぱり実際来てみないと感じられないことだなと」
この企画展は12日まで開催されています。入場は無料です。