国内最大級の花と緑の祭典、全国都市緑化仙台フェアが26日から始まりました。期間中に100万人の人出が見込まれています。

 メイン会場、仙台市青葉区の青葉山公園追廻地区でウエルカムセレモニーが開かれました。

 セレモニーでは実行委員長を務める郡仙台市長が「青葉山エリアが新たな憩いの場、観光の拠点になることを大きく期待します」などとあいさつし、54日間の花と緑の祭典が始まりました。

 会場はテーマごとに9つのエリアに分けられていて、仙台七夕まつりの吹き流しをモチーフとした大花壇、はなばた飾りでは200種類12万株の花々を楽しむことができます。

 26日はあいにくの空模様でしたが、会場を彩る花々は雨と共に訪れた人たちの目を楽しませていました。

 来場者「紫色の花が雨に当たって色が鮮やかになっている。雨だから見えるお花の色もあるのでそういうのを見ていきたい」「すごい広いですし、お花の種類もたくさんあって雨で残念ですけどきれいだなと思います。晴れている日にもまた来たいと思います」

 期間中は定期的に植え替えが行われ、時期によって様々な花を見ることができるということです。

 会場では花や苗木の販売も行われています。

 郡仙台市長「花と緑に親しんでいただき、仙台の魅力をたっぷりと味わっていただく良い機会になるだろうと思います」

 緑化フェアは6月18日まで開催され、仙台市は100万人の人出を見込んでいます。