宮城県石巻市の白浜海水浴場では4年ぶりに地引網体験が行われ、子どもたちが伝統の漁を楽しみました。

 このイベントは昔ながらの漁を体験し、海の楽しさや地域に生息する魚について知ってもらおうと50年以上前から行われてきました。

 しかし震災の津波被害を受け中断、2018年に再開しましたが、2020年からはコロナの影響で中止されていました。

 4年ぶりに実施された17日は、小中学生など約70人が参加し、海岸から300メートルほどに仕掛けた地引網を、威勢の良いかけ声をかけながら、約30分かけて引き上げていきました。

 網には、スズキを中心に、イシモチ、ヒラメ、カレイなど多くの種類の魚が入り、あわせて200キロ以上の大漁でした。

 地引網体験は8月20日までの、土日祝日に行われます。