新米の季節を迎え、仙台市で農薬や化学肥料の使用量を減らして栽培された、環境保全米の試食会が開かれました。
試食会は環境保全米の魅力を伝え、更なる消費拡大につなげようとJAグループ宮城などが開きました。新型コロナの影響で3年ぶりの開催です。
環境保全米は、農薬や化学肥料の使用量を通常の栽培の半分以下に減らした米で、宮城県では主食用米の作付面積の約3割を占め、32市町村の学校給食でも提供されています。
参加した関係者や市民など約60人は、ひとめぼれやだて正夢など4種類の新米を味わいました。
「秋の収穫ということで気持ちも高ぶりおいしく食べられた」「もちもちした食感がおいしかったです」
みやぎの環境保全米県民会議佐野和夫会長「ずっと頑張って作ってきた。農家1人1人の思いを消費者も感じ)味わって食べてほしい」