宮城県は20日夜から今季一番の寒波に覆われる見込みで、21日は西部を中心に雪の降るところもある見込みです。ホームセンターでは、雪かき用品や暖房器具をそろえて駆け込み需要に備えています。
20日の宮城県は寒気や気圧の谷の影響で冷え込みが続き、日中の最高気温は仙台で6.3℃、石巻で5.6℃にとどまりました。
20日夜には今季一番の寒波に覆われる見込みで、21日は西部で雪が降り雪雲の一部が東部の平地にも流れ込む恐れもあります。
仙台市宮城野区のホームセンター、ダイシン幸町店では21日からの雪予報に備えて店頭には雪かき用品が並んでいます。
ダイシン幸町店遠藤佳史店長「解けた雪が凍る恐れがあるので、鉄のブレードがついたタイプがお客様が選ぶ確率が高いようです」
雪解け水が凍結しやすくなることを見据えて融雪剤などの入荷も増やしていて、家庭でも使いやすい小さいサイズや環境に優しい無塩タイプを用意しています。
寒さ対策として窓に貼るタイプの断熱材も人気で、光熱費が高騰する中手軽にできる防寒対策として例年の3割増しで売れているということです。
「急に寒くなったので、窓の断熱とかカーテンとかで断熱を考えてエコ、あまりエアコンとかで暖房したくないので」
ダイシン幸町店遠藤佳史店長「雪が今のところ少ないんですけれども、突然ドカッと降る可能性が高いようなので、そういった時に品切れしないようにしっかり在庫を用意してお客様にご提供しようと思っています」