水産高校の生徒たちを乗せた宮城県の実習船、宮城丸が約１カ月のマグロ漁の航海実習のため石巻港を出航しました。

　航海実習に向かうのは、宮城水産高校と気仙沼向洋高校の生徒２６人です。

　石巻港で行われた出発式では、宮城水産高校２年の佐藤大空さんが「船での生活は大変なことも多いと思いますが、仲間と一緒に乗り越えていきたい」と決意を述べました。

　実習生「この活動を機に、自分の将来の幅が少しでも広がればいいなと思っています」「長い航海ですけど、仲間達と一緒に頑張りたいと思います」

　実習生は、友人や保護者が見守る中、石巻港を出航しました。

　約１カ月の航海では小笠原諸島沖でマグロはえ縄漁の実習を行い、３月１６日に石巻港に戻る予定です。