担い手不足が課題となっている被災地の自治会活動に、学生が参加する取り組みが始まっています。
宮城県山元町では5日、学生と自治会の役員らが意見交換しました。
震災被災地の自治会では高齢化や担い手不足が課題になっていて、県は地域づくりに関心のある学生に祭りや防災訓練といった活動に参加してもらい、活性化を図る事業を始めています。
5日、東北学院大学など県内外の3つの大学の学生計7人が山元町の災害公営住宅を訪れ、自治会の役員らと課題などについて意見交換しました。
つばめの杜西区坂根守区長「基本的には浜通りで被災した人たちの集まりということを考えた時に、やっぱりお年寄りの人たちが多いから」
東北学院大学我妻晃也さん「(住民の)交流をどう築いていくのかが課題かなと思いましたし、夏祭りとかイベントを生かして学生が企画してブースを出すのも面白いかなと思いました」
学生らは新年度以降、実際に自治会の活動に参加する予定です。