宮城県気仙沼市の2023年度のふるさと納税の寄付額が90億円を超え、過去最高となったことが分かりました。
気仙沼市によりますと、ふるさと納税の寄付額は2022年度に東北でトップとなる約49億3900万円でしたが、2023年度はその2倍近い約94億8600万円で、過去最高となったということです。
気仙沼市は返礼品の数や業者、受け付け窓口のポータルサイトを増やしたことが増加につながったとみています。
特にこれまで人気だったフカヒレやカキに加え、サケの切り身やサーモンの刺身などをそろえられたことが大きいとしています。
菅原茂気仙沼市長「全国の皆さんから多くの寄付をいただいたことに心から感謝したい、ありがとうございます。本市の将来を担う人に対する投資を実施している。または準備をしている」
寄付は小中学校の給食無償化や第二子以降の保育料無償化、待機児童ゼロ実現のための人員の拡大などに使われているということです。