日常や学校生活などで生きづらさを感じている子どもや保護者を支援する相談センターが、宮城県岩沼市に開設されました。

 子ども・若者総合相談センターYuRaRiは、岩沼市をはじめ宮城県南の13市町の子どもや家族、おおむね30代までの若者を対象としています。

 不登校の子どものどこに相談したらいいか分からないといった悩みや、保護者からの学校や自治体以外にも相談できる場が欲しいという声もあり開設に至りました。

 幅広い悩みに応える総合相談センターの開設は、宮城県では石巻市と仙台市に続き3例目です。

 施設にはプライバシーに配慮した個室の相談室を3部屋設置し、社会福祉士や保育士などの資格を持つ相談員が3人常駐します。

 福祉や生活支援などの関係機関とも連携して対応するということです。

 県南圏域子ども・若者総合相談センター平泉礼センター長「少し話してみたいと思ってもらえるだけでもいいのかなと思っています。我々と一緒に整理していって何かしらの解決に向かっていけるようなサポートができたらなと」

 相談には予約が必要で、月曜、水曜、金曜の午前11時から午後6時まで対応します。