正月飾りに使われるクロマツの収穫が、宮城県南三陸町で最盛期を迎えています。
南三陸町志津川では、生産者の高齢化などで国内生産が減少傾向にあるクロマツを地域の新たな特産品にしようと、6年前から栽培に取り組んでいます。
クロマツの栽培や出荷を行っている南三陸PineProの従業員7人が、高さ2メートルほどに育った4年もののクロマツを機械で刈り取っていきました。
刈り取ったクロマツは余分な枝や葉を取り除いた後、大きさや色などで選別し出荷まで水に浸して保管します。
南三陸PinePro後藤敏代表「日本の文化ですし、松竹梅のトップですからね、その辺は大事にしたいと思っています。コンスタントに100万本は何年か後には出荷したいなと思っています」
収穫は25日まで続き、主に関西方面に出荷される予定です。出荷量は、40万本を見込んでいるということです。