ミャンマーの国境地帯にある詐欺拠点の一斉摘発が続くなか、これまでに監禁されていたとみられる7000人以上の外国人が保護されたことが分かりました。

 ミャンマーの国境地帯では、犯罪組織に監禁され、特殊詐欺に加担させられる外国人が1万人以上いるとみられ、国境警備隊などが詐欺拠点を相次いで摘発しています。

 これまでに7000人以上が保護されたということですが、日本人の情報は今のところありません。

 24日は保護された外国人が国籍別に分かれ、帰国に向けた説明を受けていました。

 一部はすでにタイを経由して帰国していますが、タイ側の受け入れ態勢が十分に整っておらず、多くの外国人がミャンマーに残されたままとなっています。