バレーボールの元日本代表で、Vリーグ2部のリガーレ仙台で監督も兼ねる佐藤あり紗選手が今シーズン限りでの現役引退と退団を発表しました。

 佐藤あり紗選手兼監督「バレーの普及により力を入れることが大事。周りからも求められている選手としては自信を持ってやり切ったと思っております」

 仙台市出身の佐藤あり紗選手兼監督は、2016年のリオオリンピックなどで日本代表として活躍した後、2018年にリガーレ仙台に移籍し現在は選手兼監督としてチームを引っ張っています。

 佐藤あり紗選手は監督として残りたい意向ですが、Vリーグ1部の監督資格を取得していないことなどから退団することが決まりました。

 佐藤あり紗選手兼監督「(監督として)残らなきゃいけない存在というのは1番理解している。運営側との方向性の違いが退団の理由です。引退表明をすることで最後のバレーする姿を見てもらいたいと思っています」

 リガーレ仙台は、28日と29日にホームゲームを行います。