WBC日本代表の栗山監督が、侍ジャパンの全メンバー30人を発表しました。楽天からは松井裕樹が選出されました。

 26日午後、東京で開かれた会見で栗山監督は、抑えを務める投手を聞かれると、次のように応えました。WBC日本代表栗山英樹監督「抑えは臨機応変に状況判断をしながらということ。全ての選手たちにいろんな所をやってもらいますと。とにかく日本が勝つためだと伝えてある。選手がやりやすいように、なるべく方向性は出して試合の当日に向かっていきたいと思っています」

 2022年シーズン、防御率1点台の安定したピッチングでセーブ王を獲得した松井。2017年のWBC以来、6年ぶりの国際大会です。

 このオフは、大会で使われる国際球を使って練習し、ブルペン入りの回数を増やすなど例年より早めの調整を進めています。

 WBCは3月8日に開幕。侍ジャパンは、2009年以来となる3大会ぶり3回目の優勝を目指します。

 松井は23日、自主トレを公開した際に「自分の野球史の中で違った経験ができると思うし、その中で勝ちにこだわっていかなきゃいけない」とコメントしています。