宮城県が行っている結婚支援センター、みやマリ!の会員専用サイトで、マッチングが不成立の場合に自分の顔写真を相手に見えないよう設定した利用者6人の写真が見られる状態になっていたことが分かりました。

 県が2021年11月から始めた人工知能AIによるマッチングサービスは、会員として登録した利用者のプロフィールなどからお見合い相手を紹介します。

 利用者は登録する際、顔写真を最初から公開するか、相手がお見合いを受け入れた場合のみに公開するかを選べますが、公開を限定していた男性2人、女性4人の顔写真が12月13日から20日までお見合いが不成立でも見られる状態になっていました。

 県がサービスを委託している東京都の会社が、システム改修をした際に設定を誤ったことが原因だということです。

 県は利用者6人に対して謝罪するとともに、今後はシステム改修の際に関係者が複数でダブルチェックを徹底するとしています。