宮城県の感染性胃腸炎とインフルエンザの患者数は、前の週に続き増加傾向にあり注意が必要です。

 県のまとめによりますと、12日までの1週間に宮城県で確認された患者は感染性胃腸炎が597人、インフルエンザが388人とそれぞれ78人と9人増え、前の週を上回りました。

 先週、前の週から2割以上増えた感染性胃腸炎を地域別に見てみると、1医療機関当たりの患者数は大崎で19.14人、仙南で15.75人、仙台で10.33人などとなっています。

 県はノロウイルスによる集団感染が発生していることから、調理や食事をする前の手洗いの徹底など基本的な感染対策を呼び掛けています。