宮城県の副知事を生え抜きの技術職出身者として初めて務めた、遠藤信哉副知事が31日に退任しました。

 遠藤副知事は1979年に県職員になり、土木部長や公営企業管理者などを経て2019年からは生え抜きの技術職として初めて副知事を務め、4年の任期を終えました。

 退任式では、村井知事が仙台圏の環状道路の整備や震災からの復興、水道事業の民営化などに尽力してくれた、とこれまでの業績をたたえました。

 遠藤信哉副知事「県庁人生におきましてやはり最も思い出深いのは東日本大震災(からの復興の仕事)であります。4月からは執行部の中で一番年頭となる知事の下で、フレッシュな体制で皆さん、宮城の未来に向けて挑戦していただくことになると思います」

 遠藤副知事の後任には、伊藤哲也保健福祉部長が就きます。