仙台市で、使い終えた指定のごみ袋をリサイクルし新しいごみ袋として再利用する全国初の取り組みが始まります。
リサイクルするのは、プラスチックごみを入れて捨てる仙台市の「プラスチック資源指定袋」です。
これまでは中のごみを取り出し焼却していましたが、ごみ袋も細かく砕き、洗って、「ペレット」と呼ばれるプラスチック素材として使います。
このペレットに加えて梱包資材をリサイクルしたプラスチック素材を使い、新たに再生プラスチック100%の「地域清掃ごみ袋」を作ります。
「地域清掃ごみ袋」は町内会などで使うもので、9月中旬から再生プラスチック100%のものを配布する予定です。
郡仙台市長市長「防災環境都市を標榜している本市ですから、なるべく皆様方と一緒にわかりやすい形で資源循環に取り組んでいきたい」
一方で、原料費高騰の影響で新たな「地域清掃ごみ袋」の事業費はこれまでのおよそ2倍で、コストが課題になりそうです。