宮城県大郷町の農地にサッカー場などを整備するスポーツパーク構想について、8日夜に町民対象の説明会が開催されました。

 スポーツパーク構想は、2019年の台風19号で被災した大郷町粕川地区にサッカー場や宿泊施設を整備し、運営は京都市の企業が担います。

 6月の町議会で関連の予算案が認められず、議員からは町民への説明が不十分などの声が上がっていて、8日夜に2回目の説明会が開催されました。

 町の担当者らは、経済効果や定住人口の獲得など事業の効果を説明しました。町は7月下旬に開催される臨時の町議会に予算案を再提出する方針で、ここが事業化に向けた判断の期限としています。