年末に向けて飲酒運転への注意を喚起しようと、仙台育英高校生の書道部員が飲酒運転根絶のパフォーマンスを披露しました。
飲酒運転のRV車が仙台育英高校の生徒の列に突っ込み18人が死傷する事故が起きたのは2005年で、パフォーマンスした生徒たちは事故の後に生まれた世代です。
縦4メートル、横6メートルの巨大な紙に事故の風化防止と飲酒運転根絶の願いを力強く書き上げました。
仙台育英高校書道部主将紅林莉子さん「これから先少しでも飲酒運転という悲しい出来事が起きないよう、たくさんの方の心に響くように心を込めて演技させていただきました」
完成した書道作品は、飲酒運転根絶のポスターとして2025年度から宮城県各地に掲示されます。
宮城県で2024年に発生した飲酒運転による事故は34件と、前年の同じ時期と比べ3件増えています。